ファンクラブとオンラインサロンの違い

今回のテーマは、オンラインサロンを開設しようと思ってネット検索したことある人ならば、いたるところで目にしたテーマだと思います。

 

このテーマについては、様々な切り口で様々な解説がなされていると思いますが、どの解説も「確かに!」と腑に落ちる部分と「ちょっと違うな」と思う部分があって、つまりは万人が完全に納得出来る正解はないテーマだということ。

 

なので、各人がそれぞれの解釈で理解していればいいと思うのが現時点での結論です。

 

とはいえ、それだと話が終わってしまうので、いくつかコミュマネブとしての(現時点での)見解を書かせていただきます。

 

今回お伝えしたいことは2点だけ。

 

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1点目は括りの話。

※テーマとは少し外れますが、これを書かないと本題に行けない

 

オンラインサロンを解説する際にオンラインサロンのタイプを

 

● ファンクラブ型
● プロジェクト型
● コミュニティ型
● レッスン型

 

みたいに分類しているのをあちこちで見かけるのですが、そもそもファンクラブ型はファンクラブなのでオンラインサロンではないのでは?と思ってます。

「ファンクラブとオンラインサロンは、仕組み(システム)はほぼ同じ、やってることもほぼ同じ、違いはコミュニケーションの深さであるからファンクラブはオンラインサロンの型のひとつ」だと解説されるのですが、そもそもファンクラブとオンラインサロンを同じテーブルで比較するのは危険だと思います。(←その理由は後ほど解説します)

 

同様に、プロジェクト型は単なるオンラインサロン内のコンテンツ(企画)の種別ですし、コミュニティ型は意味不明(コミュニティ=オンラインサロンなのでは?)、レッスン型はいわゆるe-エデュケーションというジャンルが既に確立されていてオンラインサロンに含まなくてもいいと思ってます。

 

つまり、コミュマネブ的な整理としては「オンラインサロン」という括りの中に「ファンクラブ(型)」が存在しているのではなく、「コミュニティサービス」という括りの中に「ファンクラブ」とか「オンラインサロン」とか「e-エデュケーション」とか、様々な形式のオンラインサービスが存在していると解釈した方がスッキリするのではないかという考えです。

 

これを踏まえて、

 

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2点目のお伝えしたいことが今回の記事の本題です。

 

今回のテーマであるファンクラブとオンラインサロンの違いについて、コミュマネブ的には「価格設定を何基準で行うか」という視点で考えればいいのではないかという話です。

 

オンラインサロンを開設しようと考える多くの人が最初に悩むポイントが「月額会費をいくらにしようか?」です。

 

つまり価格設定。

 

ここで、ファンクラブとオンラインサロンの違いが重要になってくるのですが、ファンクラブには目に見える提供コンテンツが必ずあります。

ファンクラブというくらいですから、人なのかモノなのかサービスなのか、ユーザーがファンになりうる対象(提供コンテンツ、もしくはコンテンツの基)が既にあるわけで、評価対象が明確であれば価値もイメージしやすくなります。結果、月額会費もおのずと世の中の基準に照らし合わせて決まります。

一方、オンラインサロンは(ざっくり言えば)コミュニケーションを価値化するわけですから、そんな目に見えないものに対して価格設定など出来ませんし、言い方を変えれば、いくらでも好きな価格設定にしていいということです。

 

この両者の考え方違いはかなり重要だと思ってます。

 

ちなみに、オンラインサロンの会費を考える際にファンクラブの考え方で設定しようとするケースが少なくありません。(私が参加させていただいたプロジェクトでも提供コンテンツの価値をベースに考えてしまうケースがほとんどでした)その思考で価格設定してしまうと、運用フェーズに入った時にとても大変になります。「価格に見合ったコンテンツや企画が提供出来ているか?」とか、「会員はこの情報量で満足しているか?」など、オンラインサロンの本質であるコミュニケーションそっちのけで、提供するコンテンツ”量”が足りているかどうかを気にするようになり、日々ストレス値の高い運用を強いられることになります。

 

さらに、提供コンテンツの”質”にこだわりだすと、きちんと完成したもの(情報)のみ発信するようになり、上手く進んでいない企画や未完成のコンテンツを発信しなくなって、オンラインサロンではとても重要なプロセスエコノミーという考え方が存在しなくなります。ちなみに、この考え方(オンラインサロンの価格設定をファンクラブモードで考える)が最悪なのは、コンテンツの質や量で勝負している様々なサービス(例えば、NETFLIXやAmazonプライムのような動画配信サービス、dマガジンのような読み放題サービス、その他有料メルマガ、もちろんファンクラブなども)との競合となってしまうと言うことです。

 

こんなモンスターサービス達と競合になってしまっては、そもそも何をやっても勝てませんのでご注意ください。

 

私の知る範囲でウォッチしているオンラインサロンの会費は少し安い気がしています。

 

個人的には5,000〜10,000円程度の設定でもいいと思いますが、多くのオンラインサロンは500円〜1,000円の間に設定されているように思います。教育系で1,000円〜3,000円くらいになり、ビジネス系で5,000円〜10,000円になるイメージです。しかし、おそらく価格の根拠を聞いても明確に回答出来るオーナーは少ないように思います。「他に合わせた」「スマホアプリサービスを基準にした」「なんとなく」みたいな答えになる気がします。この回答の中では「なんとなく」が私的には一番いいと思うのですが、もう一歩踏み込んで「何となく5,000円」にしていただければ、その分運営も頑張るのではないでしょうか?

 

現状では、ユーザーのリテラシーがまだ追いついていない、かつ、オーナー側も本気で運営する覚悟がないことから現在の価格は妥当なのかもしれませんが、近い将来、もろもろの条件が整った時には、オンラインサロンの会費の高騰ブームがあってもおかしくないと思ってます。(勘違いしてほしくないのですが、「価格を上げる=会費収入が増える=ビジネスとして成立する」ではないと言う事です。オンラインサロンを成功させるためには会費ビジネスを一旦忘れることが重要なので)

 

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コミュマネブは、

オンラインサロン界の

ガレージブランドです。

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