オンラインサロン_3.0の波

最近、(私がコミュニティビジネスを主軸に活動しているということもありますが)ネットで「コミュニティ 3.0」というワードをチラホラみかけることが増えました。

※ちなみに「コミュニティ 3.0」は以前から存在していて(ググると出て来ますが)地域コミュニティの再生に関わるワードみたいです。ちなみに、今回取り上げるコミュニティ3.0はニュアンスが少し違います。

 

「インターネット 2.0」とか「働き方 2.0」とか一時期あらゆる業界・サービスなどでこのワードパターンが使われまくりましたが、このタイミングでコミュニティにも「3.0」概念(?)が出て来ました。

 

今回は私が考える「コミュニティ 3.0」が何なのかをご紹介したいと思いますが、せっかくなのであえて「オンラインサロン 3.0」というワードを使いたい思います。

 

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オンラインサロン 1.0

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オンラインサロンという概念(サービス)は、2012年頃に日本に上陸したと言われていますが、のちに「オンラインサロンと言えば○○さん」という人達が自身のオンラインサロンを開設し、黎明期を経て、良くも悪くも「オンラインサロン」というサービスが世に知られ始めた時期を「1.0」と定義してよいのではないでしょうか。ちなみにクラウドファンディングも大体同じ時期に世に出たと思います(オンラインサロンと掛け合わせで利用されてどちらも胡散臭いものという認識でした)

オンラインサロン界のトップランナー(国内最大のオンラインサロン主催者)のキングコング西野さんや高額オンラインサロンとして注目されたホリエモンこと堀江貴文さん、圧倒的な教育系YouTubeコンテンツと連動したオンラインサロン運営のオリエンタルラジオ中田さん、書籍編集者のイメージを大きく変えつつ編集スキルをコンテンツ化した幻冬舎箕輪さんなど、この時期は個性的で尖ったオンラインサロンが注目されましたが、よくわからないオンラインサロンに反応したのはアーリーアダプターと言われる層の人達で、情報リテラシーが高くビジネス感度も高い人達だったことから、一般メディアには、「いわゆる”意識高い系”の巣窟がオンラインサロンである」みたいな取り上げ方をされ始めたのもこの頃です。

※このイメージが定着してしまったことで、オンラインサロンを始める人が躊躇する原因となっているのは間違いありません。

 

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オンラインサロン 2.0

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「1.0」の賑わいを横目で見ていたテレビに出るような有名人で比較的ビジネス感度の高い人達が参入し始めた時期を「2.0」と呼んでいいのではないかと思います。この時期の参入者の特徴は「(オンラインサロンとかよくわからないけど)なんか儲かりそう」という副業感覚で始める人が多かったように思います。さらに、テレビタレントではないけど一般人の中でもある程度のフォロワーを持つインフルエンサーと呼ばれる人達の参入が始まったのもこの頃です。

この時期の参入者の問題は、オンラインサロンの本質を理解せずTwitterやInstagramのようなノリで開設してしまい、「1.0」で成功しているオンラインサロンを表面的にだけサンプリングして、運営の大変さや収益構造の作りずらさといった裏の実情を知らないまま運用してしまうことによって、会員数が伸び悩み、コミュニティの盛り上がらなさなどの問題に直面することで、労力の割りに儲からないというイメージが定着したのがこの時期なのではないかと思います。そして最悪なのは、オンラインサロンは儲からないはずなのに儲かっているのは信者ビジネスをしているからだというネガティブ思考になってしまったのもこの時期ではないかと思います。

このように「2.0」はオンラインサロンがネガティブなイメージされてしまった時期ではありますが、別の角度で見た時にはコロナ禍という過去に経験したことのない災害が発生し、コロナ禍のおかげ(?)で様々なことが強制的にオンライン化されたことで、オンラインサロン(オンラインコミュニティ)の需要(必要性)が改めて浮き彫りになった時期でもあります。この時期、オンラインサロンを真剣に検討し始めたのは個人よりも企業ではないかと思います。現在も企業がリードする形でオンラインサロン(オンラインコミュニティ)ビジネスが加速する気配があり、この流れが「3.0」へ継承されることになります。

 

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オンラインサロン 3.0

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これまでオンラインサロンを主催する人(企業)は、ある程度の知名度を持っていることが条件でした。それは「オンラインサロン=会員数ビジネス」だという認識からなわけですが、ここに来て、オンラインサロンの本質は会員数ではなくセグメントされた属性が深く繋がる場所だという考え方も出始めています。それがオンラインサロン3.0という考え方です。

オンラインサロン開設者の現在の傾向は、さほど有名でもなく驚くほどのフォロワーがいるわけでもなく特筆すべきスキルがあるわけでもない人がオンラインサロンを開設するというケースが増えています。例えば、趣味で始めたヨガにはまりインストラクターの資格まで取った人が始めたヨガオンラインサロンを例に説明します。

これまでであれば、①インストラクター資格を取得する②インストラクターとしてのスキルを上げる③SNSなどの知名度を上げてフォロワーを増やす④オンラインサロンを開設する。という一連の流れでした。この時、このオンラインサロンの会員ターゲットは「ヨガを習いたい初心者」ということになります。対して今回の例にあげるオンラインサロンの主催者は、①資格取得する②オンラインサロンを開設する。という最短距離でオンラインサロンを始めてます。ここで注目すべきは、会員ターゲットで、このオンラインサロンでは「ヨガインストラクターになりたい人」と設定しました。前者は、主催者が特別な情報(この場合はヨガスキル)を発信することをコンテンツ化していたため、先生と生徒のような関係になりますから、先生のハイスキル習得は必須でした。しかし後者は、自分と同じような属性の人に自分の体験を共有しつつ一緒にスキルアップもしようということなので、修行期間が必要なくなりますし、会員ターゲットが明確なので募集もわかりやくなります。

これまでのオンラインサロンは、カリスマ的な人が一人で頑張ることで成立していたものほとんどでしたが、オンラインサロン3.0の世界では、極めて自分と同じ属性の人(同じ目的を持つ人)が集まることにより居心地のいい場所(安心出来る場所)が出来、主催者と会員が同じ目線で空間を一緒に作り上げる(共創)ことで、無理なく長期的に運営していけるコミュニティになり、結果、深い議論(情報交換)が出来るようになるという、オンラインサロンの本質に近づいた完成形になりうるのが「3.0」ではないかと考えています。

学校や会社や地域のコミュニティとは全く違う、属性(趣味であったり思考であったり)によって区切られた場所であることが「3.0」では絶対条件です。

 

 

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以上が現時点での私のオンラインサロンに対する考え方ですが、いかがでしたでしょうか?

 

会社のコミュニティ、学校のコミュニティ、地域のコミュニティなど、所属することがある意味義務付けられているコミュニティには様々な人がいますから自分と考え方が違う人や中には衝突する人もいるかもしれません。そんな強制的に所属しなければいけないコミュニティに疲れた人達は、自分と属性が限りなく近い人と深く繋がれるコミュニティが居心地いいのは間違いなく、そういうコミュニティが存在しなければ自分が作ろうと考える人は今後増えると思います。※ビジネス系コミュニティサービス(SaaS)界隈が賑わっているのもうなずけます。

 

いまはまだ何者でもないみなさんがオンラインサロンを始める時代がいますぐそこまで来ています。

 

ぜひオンラインサロン開設を考えて見てはいかがでしょうか?

コミュマネブではオンラインサロンを始めたいみなさんを全力でサポートします。

 

2022年はオンラインサロン3.0の波が押し寄せます。(この答え合わせは2023年にしたいと思います)

 

 

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コミュマネブは、

オンラインサロン界の

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